山と都会と時々、建築

山と都会と時々、建築

登山で自然の雄大さを感じ…都会で人間の営みを建築から見る…そんなブログです

カレンダー…頂きました。

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いよいよ、寒い時期も終わり三寒四温を繰り返しながら春を感じています。さて、この写真は、何だと?という感じだと思うのですが、実は先日、カレンダーが何部か送られてきました。こちらも購入した覚えが無いモノだったので…最近、多い、笑…最初びっくりしたのですが、同封されていた紙面を読んでみるとコンテストの記念品とのこと…先月書いたブログで、とあるコンテストで最優秀賞を頂いたことを報告させて頂いたのですが、その作品集とカレンダーをミックスさせるという豪華でハイブリッドな記念カレンダーが送られて来ました、全く聞いてなかったもので驚いた次第です。因みにコンテストの話は下記にリンク貼っています。読んでいただければ幸いです。

yiablog.hatenablog.com

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そこで、開封の儀を行いたいと思います!いや〜、一回やって見たかったんで笑。実際に包装を取ってみると、光沢のある紺色で厚みのある紙で、とても豪華な仕様です。今まで手にしたカレンダーで、一番質感が良い気がします。繋ぎの部分のリングも金物で作っており、破らずクルッと回すことで次の月をセットできるようになっています。

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なぜかペンが付いていて、取説を読んでみるとカレンダーに書き込んで、そして消せるらしく…ちょっと豪華過ぎません?大丈夫ですか?嬉しいですけど。

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あと3月に送られてきたので、あれっ?と思ったのですが4月スタート来年3月終わりのカレンダーでした。当たり前か笑。

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私の受賞作品は10月でした…10月には縁が何もありませんので、これを縁として生きていきたいと思います!ところで、今気がついたのですが、わざわざ金物で回転式を採用しているのは、きっと破って捨てることを避けるために採用しているのでは無いかと思います。コンテスト主催者として心憎い配慮ではないですか!それに下部のカレンダー部分を切り離せば、本格的な作品集として保管することもできる。主催者のインテリア協会さんとして、しっかりデザインされたカレンダーをありがとうございます!なかなか豪華な感じで10月を楽しみに今年一年乗り切ります。

 

2000<

こんにちは、YIAのイシウエです。

何だかんだで、2000PV達成しました。ありがとうございます。ブログを書くのは嫌いではないんですが、一つの記事を書くのになかなかの時間が掛かってしまい、ついついアップするのが遅くなりがちなのです。しかし少しずつですが読んで頂けているようで感謝の気持ちで一杯です。今後も気まぐれでゆっくりなブログになると思いますが、よろしくお願いします。

さて、このまま終わるのも味気ないので、今週のお題を少し触れてみようと思います。

今週のお題「デスクまわり」

とのことですが、私のディスク周りはとてもスッキリ…実は綺麗好きなので何も置いていません。パソコンが2台とマウスぐらいなんですが、唯一置いているものが…

描くもの、筆記用具の類です。何も整理せず、そのままを写真に取ってしまったのでいろんなものが刺さった状態で申し訳ないのですが…さっき綺麗好きと言いましたが撤回します笑…仕事柄、ふっとスケッチしたり切ったり刺したり?などを行うことも多くて、この有様です。でもスケッチしている時などは、頭の中はカオスの状態でそこにリンクする道具は、これぐらいが個人的に心地よく思っています。最後に、写真を貼るときに気が付いたのですが、この缶は、なんとわが故郷の愛媛・松山道後の老舗旅館ふなやさんのせんべい缶でした。これはかなり昔から使っていたのでなかなかレアではないでしょうか笑。すっかり忘れていたのですが、このラベルは、とても可愛いしかっこいいと思います。ということで、答えは「ふなやせんべい缶」でした!

マルトバツ。

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先日、本が一冊送られて来ました。

購入した心当たりがなかったのですが、添付されてた紙面を読んでみると2014年に出版された本が大好評で新装版として新たに出版されたようです。というのも、当事務所の住宅も二つほど掲載しており、その報告も兼ねて丁寧にも送って頂いたのでした。ほんとちゃんとした対応で頭が下がります。どのような内容の本かというと採用されたプランと不採用だったプランを見比べてみるという内容なのですが、付け加えておくと決して不採用案が悪いわけではなくてクライアントの生活スタイルにどちらがより的確に対応出来ているかという感じで見比べると住宅設計の奥深さが読み取れて面白い内容だと思います。因みにどのような住宅が掲載されているかというと、P32「via」とP52「maWo」という住宅です。折角なので、それぞれ2枚ほど写真を載せておきます。

○「via」

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この住宅の敷地は、少し高台に位置しており2階にリビングダイニングを設けて視界が抜けた開放感のあるダイニングが特徴です。ダイニングにはとても大きなデッキスペースを隣接させており外部との繋がりも他では味わえない空間となっています。あと写真からは読み取れないかと思いますが、とても多趣味なご夫婦で、趣味を最大限に満喫できる住宅になっています。

○「maWo」

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こちらの住宅は、スキップフロアーを採用して建物全体が一つの空間のように感じることができるようになっています。住宅の真ん中の大きな吹抜けが階段室になっており、吹抜けを横切りながら回りながら回遊するように移動していくことになります。この吹抜けには、ハイサイドライトが付いており、とても明るい空間です。また、ハイサイドライトは電動で開放できるようになっているので夏には煙突効果で住宅の真ん中を風が通る室内環境を考慮した空間になっています。


てな具合で写真と少し説明をしていますが、本にはまた違うことを書いていますので、もしご興味が御座いましたら、お手にお取り頂くと幸いです。一応、アマゾンへのリンクも貼っております。…「◯と◎」ぐらいの名前にしてもらったほうが…笑。

 

コンテストで最優秀賞頂きましたー!

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YIAのイシウエです。

題名の通り再び最優秀賞を頂きました!新年早々ありがとうございます。素直に嬉しいです笑。今回はどのようなコンテストかと申しますと、キッチン空間デザインコンテストいう料理好きな人の夢の城「キッチン」のデザインをコンテストするインテリア協会さん主催のものです。

www.interior.or.jp

今回は、表彰式で東京に呼ばれていたのですが、年明けからのオミクロン株の感染拡大で、急遽オンラインでの表彰式になってしまいました。東京に行く気満々だったのですが、これはこれとしてオンラインで参加させて頂きました。表彰式自体は、粛々と行われて、主催者の皆さま、お疲れ様でしたという気持ちです。ただ表彰式の後に懇親会があったので、入選者の方々とお話しする機会がなくなってしまったことがちょっと残念でした。こんな機会でもないと関東の建築家の人と話す機会もないので…コロナさん!もうそろそろ、いいんじゃないですか?

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最優秀賞を頂いたのは「Lolo」という愛媛県東温市で設計させて頂いた住宅です。この住宅はキッチン部分だけでなく、他にも魅力がいっぱい詰まった住宅でその辺りもゆっくりたっぷりご紹介したいのですが、またの機会にということでキッチンダイニング、そしてリビングの部分はついて少しご案内します。プライバシーは守られながら、とても開放的で気持ち良い空間です。

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古家付きの土地を買って、古家は解体して新しく立て直した住宅なのですが、購入時には大きく育った樹木が沢山あり、それらの樹木を切るのはかわいそうで出来る限り残すように計画しています。とくにこのキッチンダイニング、リビングは大きな中庭と伐採せずに残した樹木に囲まれて緑豊かな、まるで外部と繋がっているような空間となっています。外部で料理をして、外部で食事をする。食べ物が美味しく感じる空間です。

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外部との繋がるような関係性をとるために、デザイン的にも細々としたことはやっています。例えば、上の写真のキッチン部分のストライプの壁は外壁と同素材の材料を使ってキッチンの天井を少し下げることで、垂れ壁部分がぐるっと回るように計画しています。なぜなら同じ材料を通すことで、視覚的に外部と内部が連続する事で境界線が薄くなる効果を狙っています。また床のフローリングの張り方向を外部デッキと同じになるようにしてみたり、高さもほとんど同じになるように施工してもらっています。

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また既存樹木が生い茂る外庭に繋がる窓は、木製サッシを採用しています。理由は、既製品サッシでは綺麗な割り付けが難しく内外の繋がりに不均等で煩いディテールが気になってしまうのと、緑の前に来る素材としてアルミの金属質が似つかわしくないと思ってのことです。f:id:yiablog:20220121175053j:plain

最後に…全幅の信頼で任せて頂いたクライアントのSさんといつも尽力頂く株式会社富士造型さん始め工事関係者の皆さま、本当にありがとうございました。細かくて口うるさい建築家相手に、おまけに当時は材料不足もあって大変な工事だったと思いますが、最後まで手を抜かずに竣工してくださったお陰と思います。今後ともよろしくお願いします。

虎男イシウエでした笑。

寅年!

f:id:yiablog:20220106175922j:plain新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。ちょっと遅くなってしまいましたが…。

この虎は、祖父の形見分けで頂いたものです。祖父は十二支の銅像を二組持っていて、「お前寅年やから、持って帰れ…」と言われて家に連れて帰りました。当時は置物に全く興味が無く、かなり重たいモノなので渋々持って帰ったのですが、折角なのでリビングの一番見えるところに置いてみると勇ましい姿に愛着を持ち始め、晴れて新年の顔になって頂いた次第です。彼のような勇ましい姿を皆さまにもお見せできる一年にしたいと思います。

今年は寅年と言う事で、4回目の年男です。年男は縁起が良いと聞くので、今年は神頼みで行きたいと思います。年男パワーを皆さまにもお裾分け出来るように精進していきたいと誓います笑。

最後に、ありがたいことにコンテストで最優秀賞を頂けました。また、改めてブログの方で報告させて頂きます。1月20日に東京で表彰式を行うようで呼んで頂いて4日間ぐらい東京に滞在する予定です。ので、東京の方!お暇ならご連絡ください笑。

デワデワ!新年の挨拶でした!

今年もお世話になりました!

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今年も振り返ってみると何だかんだといろんなことがあったなぁ〜と思う良い一年でした。ただ改めて取り上げざるを得ないコロナ禍ですが、マスクが嫌いな私も流石に慣れてきました。そしてオミクロン株という新型のコロナウイルスが猛威を振い始めているなかで、なぜか日本だけが終息している状況は良い意味でも悪い意味でもガラパゴス感を一層際立てます。理由が日本人の日頃の対策であれば良いのですが、嵐の前の静けさだったならば…と考えると少し気を引き締めていきたいところです。それにしてもオリンピックがあったことがここまで空気になってしまったことが残念で仕方ないです。

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今年は色々と活動する中で、沢山の人と関わり合いながら非常に有意義な時間を過ごせたと思います。特に自分が動くことで、出会うべき人に出会えたことは、ここ最近では大きな収穫だったと思っています。来年も一層動いていきたいと思います。その中でも個人的な一番の出会いは、渡辺篤史さんとwebですが共演出来たことでしょうか笑。設計やっててよかった!

yiablog.hatenablog.com

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yiablog.hatenablog.com

それと年賀状に関しては上のリンク先のブログでご説明させて頂いています。送っていただいた方に個人な文章を添えて葉書を送らせて頂いています。ご了承くださいませ。それでは手短ですが今年最後のブログとさせて頂きます。本当に沢山の人に支えられて今年も設計活動出来ました。来年も何卒よろしくお願いします。

良いお年を!

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KENCHIKU ONLINEの「KENCHIKUさん」に取り上げて頂きました!

2度目の掲載ということで報告させて頂きます。ありがとうございます。

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『KENCHIKU ONLINE』という、とてもしっかりとした情報を発信してくれている建築の専門サイトです。そこに「KENCHIKUさん」という特集がありまして、日本各地の建築を写真と文章を添えて紹介してくれています。このような情報発信サイトでは、比較的大きな建物…ビルとか公共建築とか…が多いのですが、こちらのサイトは大小問わずヒエラルキーなしに扱ってくれているので、とても嬉しく思います。下記にリンク先を貼っておきます。もし面白かったら訪問先のいいね!をよろしくお願いします。

kenchiku.co.jp

こちらの住宅は、住宅の中心に「内庭」というスペースが設けられていて、緑と共に生活していく家になります。実際に見えている土は地面と繋がっていてるので本物の地面です。プランター的なモノを作ることは簡単なのですが、緑は地球と繋がってほしいと思います。

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ちなみに、上の写真が完成した時の竣工写真です。そして下の写真はクライアントのKさんが最近に送ってくれた写真です。写真撮るの上手いです笑。

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如何でしょうか?しっかり緑がワサワサです。しっかり緑と一緒に生活して頂けています…有難い。この住宅は、決して大きな住宅ではないのですがとても豊かな住空間を育ててくれていると思います。これから家を買う人も、一度立ち止まって家を造ることを考えてほしいなぁと思います。

他にも取り上げられた記事です。

kenchiku.co.jp

yiablog.hatenablog.com