山と都会と時々、建築

山と都会と時々、建築

登山で自然の雄大さを感じ…都会で人間の営みを建築から見る…そんなブログです

はぁ〜やっとホームページが新しくなりました!

YIAのイシウエです。

タイトル通りの話なのですが、実は去年末から始めて、のらりくらりといまひとつモチベーションが上がらなくて、やっと本日に至る感じです。前のサイトのデザインは二代目でして、結構気に入ってはいたのですが、スマホなどに対応していなかったのと容量制限で画像が沢山載せれなくなってきたので、変更することにしました。がしかし、またいちから作り替えるとなると、いちからアプリの使い方を勉強して、新しい画像を用意して…とやることが沢山あってなんだかんだと後回しにしてしまい…半年過ぎてしまいました笑。

とりあえず、かなり恰好いいホームページが出来たと思います。まだ、作品事例など用意できていないものも多いのですが、取り敢えず見切り発車で試運転という感じです。写真もかなり解像度の高いものを見ていただけるようになったので、是非見て頂きたいです。ホームページのアドレスは、今までのアドレスから訪問出来ます。初めての方は、下のリンク先からお待ちしております!

ishiue.com

お題「気分転換」

ルーブル・アブダビ:前編

最近、ちょっと建築とかのこと書いてないなぁ〜と思ったので、旧ブログをリライトすることにしました。ただ移し替えるのも面白くないと思い、元写真を新たに現像し直し、新しいものも追加しています。文章自体もかなり書き直しを行なっていて、読み比べるとかなり違った内容になっていると思います。結構長いブログですが、一度読んだことがある人も時間がある時に是非再読して頂けると嬉しく思います。それと前に投稿したブログ「スペイン・ビルバオ」と一緒に読んでもらえると近年の美術館について比較しながら、現在の傾向などを感じてもらえると思います。

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数年前にドバイに行ってきたのですが、その時に立ち寄った美術館の話です。この美術館は「ルーブルアブダビ」と呼ばれていまして、気が付く人も沢山いると思いますが、フランスにあるルーブル美術館と関係ある美術館です。フランスのルーブル美術館が国外で初めて、その名を使うことを認めたらしい。ただ実際は30年間、名前を使うために莫大な使用料を支払うことになっています。美術館という世界的な観光ビジネスです。

さて先ほどドバイに行っていたと言ったのですが、この美術館がどうしても見たくて日帰りで、わざわざアブダビに行ってきました。

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あまりにも文化圏が違うので、少しUAEの事を書いておこうかと思います。僕自身も中東の事は無知が過ぎて行くまで、わかってなかったのですが、UAEすなわち「アラブ首長国連邦」の中に七つの首長国連邦国家を作っています。そして、この七つの首長国の代表的なのがドバイ首長国で、そこに並ぶのがアブダビ首長国ということになります。それぞれに首長、すなわち王様がいます。日本には天皇陛下がいますが、一つの国に七人の王様がいる…国の捉え方も大きく変わってくることを実感させられます。日本人からすると国というものは揺るぎない様に感じますが、例えばテレビなどでアメリカ人に「どこから来ましたか?」という問いに「カルフォルニア」「ニュージャージー」など州を迷いなく答えるのもきっと同じような感覚で、アメリカの人にとって州が国の様なもので日本人が思うアメリカってあくまでも合衆のシンボルなんだと気付かされます。

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ちなみにドバイからアブダビまではタクシーを使いました。意外と交通の便が悪くて結局タクシーが時間的にもコスパがよいということになりました。距離は150 kmもあるのですが、UAEはタクシーも結構飛ばすので2時間ほどで着きます。外国では、やっぱりタクシーが安くて金額を詳しく覚えていないのですが、300AEDぐらいで日本円にすると約9000〜10000円だったと思います。めちゃくちゃ安くないですか?日本だと5〜6万円ぐらいするんじゃないでしょうか?UAEのタクシーも、ちゃんとメーター式で計算してくれるので分かりやすいし、安くて安全な交通手段なのでオススメです。簡単な英語とgooglemapでなんとかなります。ちなみに帰りのタクシーは日本では見たことないメルセデス・ベンツのミニバスの様なボックスカーでした。同じ金額で得した気分。

この美術館を設計したのは「ジャン・ヌーヴェル」氏というフランスの建築家です。世界的にも、とても有名な建築家で日本にも汐留のビルを設計しています。個人的にはとても好きな建築家の一人で、学生の時は夢中になって本を漁っていました。とてもダイナミックに、そして繊細に建築を設計する方で、不思議な感覚を与える建築家です。

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昔に写真を撮った記憶を辿り…やっと見つけた…このビルです。よりにもよって裏側という痛恨の極みですが、雑居ビルの間に軸線の異なるガラスの摩天楼のアングルは個人的に気に入っています。写真の裏側のファサードは、カーテンウォールのガラスのエッジと曲線がとても綺麗なデザインになっています。見学する時はそちらをお勧めします。

話を戻します。前の写真は上からアプローチで、日差しの痛い国なのでFRPの白いグレーチングを簾のように用いていました。そして抜けると下の写真のエントランス入り口付近にある外観を見渡せる場所に到着します。本当に写真のようなエメラルドグリーンの海でした。太陽の影響なのか?お金に物を言わせてのバスクリンなのか?小学生の時に買ってもらった色鉛筆の中にあったエメラルドグリーンというネーミングのキラキラ感に、子供ゴコロに軽く衝撃を受けたことを思い出せるぐらいの衝撃です。

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敷地という表現が正しいのか分かりませんが、サディヤット島という島の中に建てられた美術館で海の上に建っています。ランダムな目地が白い外壁に映えるシンプルな四角い箱の上に、なんだかよく分からないメタリックなドームが載っていてドキドキさせる形態です。

さて、最後はエントランスの写真で前編は締めくくりたいと思います。これが意外とシンプルで、拍子抜けするような入口です。日本では最近見ることも少なくなった回転ドアで建築関係者としては妙にドキドキしています笑。ちなみに右の可愛らしい女性は知らない方です…多分、怪しい東洋人が写真を撮っているので入るのを待ってくれています…すいません。では前編はここまでと致します。後半は、いよいよ美術館の中を紹介していきたいと思います。このメタリックなドームがどんな感じになっているか?乞うご期待!!

お題「好きなシリーズもの」

たまには山の話、山道具の話。

山の話をもっと出来ればよいのですが、登山中に写真を撮るのを忘れることが多くて…ブログとして成立しないので、愛用している道具たちを紹介したいと思います。昨今のキャンプブームに乗っかって行こう!という「すけべ心」を絶賛発揮中です。

今回は山やキャンプでも使う便利な道具、コンロまたはバーナーについてです。道具としての機能美も抜群でかっこいいモノが多くて、ガジェット好きには堪りません。しかし最近のキャンプでは焚き火が流行っているようです。もちろん炎の揺らぎは見ていても飽きないし、安らぎのようなものもあり十分頷けます。でも、ちょっとお湯を沸かしたい時とかの火起こしは大変で…そんな時に大活躍のモノが先ほど上げたコンロです。オートキャンプ場などでは車で道具を持って行けるので、家庭用のカセットコンロでも問題ないと思います。しかし登山となると小さい軽いは正義で、そしてギミックの効いた道具達は、きっとキャンプをしたい人も、してる人も興味があるのではないかと思います。

そんな感じで私はなぜかコンロを3つ持っています。なぜ3つなのかと言うと…全く理由がありません笑。なんだか他にも欲しくなっちゃうんですよ。道具とはそんなものなのです。実際には、ただの一つで十分です。が、個人的に使い道が微妙に使いますので、今回はその一つを紹介したいと思います。

この写真のコンロがきっと一番使っている物になると思います。このコンロは現在とても人気のあるコンロのようで、正式名は「レギュレーターストーブST-310」というアウトドア用品で有名なブランド「SOTO(ソト)」のものです。先程、アマゾンで調べてみると結構いい値段ですね、驚きです。僕が買った時は4000円ちょっとぐらいだったと思います。やはり今はキャンプブームもあり高騰しているのでしょうか?他の登山道具も私が登山を始めた時に比べると全体的にかなり高くなっていて、困ったモノです…とほほ。

写真は畳んだ状態ですが、登山で使う一般的なコンロに比べると少し大きくて重いと思います。素材も基本部材がステンレスです。先ほど、SOTOのホームページで調べるとツーリングやキャンプに最適と書いてあったので、登山には向いてないのかもしれません。個人的に登山で使った感想では、持ち運びによる収納もクッカーの中に入るので、あまり問題に思ったことはないです。そして特にオススメな点は、CB缶と言われる一般的なカセットボンベ缶が使えることだと思います。OD缶と言われるアウトドア用の物は結構高いのと専門店でないと簡単に買えない。それに対してCB缶は、まあ〜どこでも買えますしコンビニでも買えるかなぁ?そして安く購入出来ます。例えば、飛行機を使っての移動がある場合は、ガス缶は持ち込めないので現地で購入する必要があるのですが、その点でCB缶は気軽さと安心感があります。

使用方法はこのように足を開くだけで使うことが出来ます。迷い様が無いほどシンプルな機構なので、登山で疲れた状態でもサクッと展開出来ます。

頻繁に山に行く人には、ガス缶が安いというのは、とてもメリットがあると思います。かくいう私もそのメリットを最大限に享受しています。ただ良いことばかりではなくて、やはりちょっと重いというのと、高地や厳寒の時には点火と燃焼が不安定になりやすく、少し厳しいです。もちろんフリント式のライターを持っていきガス缶を燃焼促進剤が入っているものにすれば良いのですが、それならばもっと小型で軽くパワーのあるものを持っていく選択肢があります。あ、フリント式ライターはいかなる時も持参必須です!そういう訳で、夏山や低山…スリーシーズンの関西より西側の登山なら?大丈夫かなという感じでおススメです。

最後に、もう二つ付け加えることがあります。一つは、「点火アシストレバーST-3104」は購入をお勧めします。これがオプションというのが個人的には信じられないのですが、これを装着しないと…点火にイライラ…間違いないです笑。写真のレバーの真下に点火用のボタンがあるのですが、据え付けて水を入れたクッカーを乗せてからのボタン、押せない。もう一点がステンレスの足にシリコンチューブを耐熱対策につけましょう!点火すると火が足を火傷するほどに温めてくれます。火傷したくなければお勧めします。因みに私は2度ほど人差し指と親指をしっかりと火傷しました笑。最近ではセットしたものを購入できる様なので、一緒に購入すれば良いと思います。

おにぎりやお弁当など、調理しなくても美味しいものは沢山ありますが、山頂や自然の中で少し寒い時などに温かい飲み物や食べ物は、神の恵みです。私は山頂でドリップコーヒーを飲むのが何よりも贅沢だと思っています。皆さんもおすすめです!購入も参考になれば😊デワデワ、今日はこのへんで…残り2つのコンロはまたの機会に!

お題「これ買いました」

カレンダー…頂きました。

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いよいよ、寒い時期も終わり三寒四温を繰り返しながら春を感じています。さて、この写真は、何だと?という感じだと思うのですが、実は先日、カレンダーが何部か送られてきました。こちらも購入した覚えが無いモノだったので…最近、多い、笑…最初びっくりしたのですが、同封されていた紙面を読んでみるとコンテストの記念品とのこと…先月書いたブログで、とあるコンテストで最優秀賞を頂いたことを報告させて頂いたのですが、その作品集とカレンダーをミックスさせるという豪華でハイブリッドな記念カレンダーが送られて来ました、全く聞いてなかったもので驚いた次第です。因みにコンテストの話は下記にリンク貼っています。読んでいただければ幸いです。

yiablog.hatenablog.com

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そこで、開封の儀を行いたいと思います!いや〜、一回やって見たかったんで笑。実際に包装を取ってみると、光沢のある紺色で厚みのある紙で、とても豪華な仕様です。今まで手にしたカレンダーで、一番質感が良い気がします。繋ぎの部分のリングも金物で作っており、破らずクルッと回すことで次の月をセットできるようになっています。

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なぜかペンが付いていて、取説を読んでみるとカレンダーに書き込んで、そして消せるらしく…ちょっと豪華過ぎません?大丈夫ですか?嬉しいですけど。

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あと3月に送られてきたので、あれっ?と思ったのですが4月スタート来年3月終わりのカレンダーでした。当たり前か笑。

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私の受賞作品は10月でした…10月には縁が何もありませんので、これを縁として生きていきたいと思います!ところで、今気がついたのですが、わざわざ金物で回転式を採用しているのは、きっと破って捨てることを避けるために採用しているのでは無いかと思います。コンテスト主催者として心憎い配慮ではないですか!それに下部のカレンダー部分を切り離せば、本格的な作品集として保管することもできる。主催者のインテリア協会さんとして、しっかりデザインされたカレンダーをありがとうございます!なかなか豪華な感じで10月を楽しみに今年一年乗り切ります。

 

2000<

こんにちは、YIAのイシウエです。

何だかんだで、2000PV達成しました。ありがとうございます。ブログを書くのは嫌いではないんですが、一つの記事を書くのになかなかの時間が掛かってしまい、ついついアップするのが遅くなりがちなのです。しかし少しずつですが読んで頂けているようで感謝の気持ちで一杯です。今後も気まぐれでゆっくりなブログになると思いますが、よろしくお願いします。

さて、このまま終わるのも味気ないので、今週のお題を少し触れてみようと思います。

今週のお題「デスクまわり」

とのことですが、私のディスク周りはとてもスッキリ…実は綺麗好きなので何も置いていません。パソコンが2台とマウスぐらいなんですが、唯一置いているものが…

描くもの、筆記用具の類です。何も整理せず、そのままを写真に取ってしまったのでいろんなものが刺さった状態で申し訳ないのですが…さっき綺麗好きと言いましたが撤回します笑…仕事柄、ふっとスケッチしたり切ったり刺したり?などを行うことも多くて、この有様です。でもスケッチしている時などは、頭の中はカオスの状態でそこにリンクする道具は、これぐらいが個人的に心地よく思っています。最後に、写真を貼るときに気が付いたのですが、この缶は、なんとわが故郷の愛媛・松山道後の老舗旅館ふなやさんのせんべい缶でした。これはかなり昔から使っていたのでなかなかレアではないでしょうか笑。すっかり忘れていたのですが、このラベルは、とても可愛いしかっこいいと思います。ということで、答えは「ふなやせんべい缶」でした!

マルトバツ。

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先日、本が一冊送られて来ました。

購入した心当たりがなかったのですが、添付されてた紙面を読んでみると2014年に出版された本が大好評で新装版として新たに出版されたようです。というのも、当事務所の住宅も二つほど掲載しており、その報告も兼ねて丁寧にも送って頂いたのでした。ほんとちゃんとした対応で頭が下がります。どのような内容の本かというと採用されたプランと不採用だったプランを見比べてみるという内容なのですが、付け加えておくと決して不採用案が悪いわけではなくてクライアントの生活スタイルにどちらがより的確に対応出来ているかという感じで見比べると住宅設計の奥深さが読み取れて面白い内容だと思います。因みにどのような住宅が掲載されているかというと、P32「via」とP52「maWo」という住宅です。折角なので、それぞれ2枚ほど写真を載せておきます。

○「via」

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この住宅の敷地は、少し高台に位置しており2階にリビングダイニングを設けて視界が抜けた開放感のあるダイニングが特徴です。ダイニングにはとても大きなデッキスペースを隣接させており外部との繋がりも他では味わえない空間となっています。あと写真からは読み取れないかと思いますが、とても多趣味なご夫婦で、趣味を最大限に満喫できる住宅になっています。

○「maWo」

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こちらの住宅は、スキップフロアーを採用して建物全体が一つの空間のように感じることができるようになっています。住宅の真ん中の大きな吹抜けが階段室になっており、吹抜けを横切りながら回りながら回遊するように移動していくことになります。この吹抜けには、ハイサイドライトが付いており、とても明るい空間です。また、ハイサイドライトは電動で開放できるようになっているので夏には煙突効果で住宅の真ん中を風が通る室内環境を考慮した空間になっています。


てな具合で写真と少し説明をしていますが、本にはまた違うことを書いていますので、もしご興味が御座いましたら、お手にお取り頂くと幸いです。一応、アマゾンへのリンクも貼っております。…「◯と◎」ぐらいの名前にしてもらったほうが…笑。

 

コンテストで最優秀賞頂きましたー!

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YIAのイシウエです。

題名の通り再び最優秀賞を頂きました!新年早々ありがとうございます。素直に嬉しいです笑。今回はどのようなコンテストかと申しますと、キッチン空間デザインコンテストいう料理好きな人の夢の城「キッチン」のデザインをコンテストするインテリア協会さん主催のものです。

www.interior.or.jp

今回は、表彰式で東京に呼ばれていたのですが、年明けからのオミクロン株の感染拡大で、急遽オンラインでの表彰式になってしまいました。東京に行く気満々だったのですが、これはこれとしてオンラインで参加させて頂きました。表彰式自体は、粛々と行われて、主催者の皆さま、お疲れ様でしたという気持ちです。ただ表彰式の後に懇親会があったので、入選者の方々とお話しする機会がなくなってしまったことがちょっと残念でした。こんな機会でもないと関東の建築家の人と話す機会もないので…コロナさん!もうそろそろ、いいんじゃないですか?

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最優秀賞を頂いたのは「Lolo」という愛媛県東温市で設計させて頂いた住宅です。この住宅はキッチン部分だけでなく、他にも魅力がいっぱい詰まった住宅でその辺りもゆっくりたっぷりご紹介したいのですが、またの機会にということでキッチンダイニング、そしてリビングの部分はついて少しご案内します。プライバシーは守られながら、とても開放的で気持ち良い空間です。

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古家付きの土地を買って、古家は解体して新しく立て直した住宅なのですが、購入時には大きく育った樹木が沢山あり、それらの樹木を切るのはかわいそうで出来る限り残すように計画しています。とくにこのキッチンダイニング、リビングは大きな中庭と伐採せずに残した樹木に囲まれて緑豊かな、まるで外部と繋がっているような空間となっています。外部で料理をして、外部で食事をする。食べ物が美味しく感じる空間です。

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外部との繋がるような関係性をとるために、デザイン的にも細々としたことはやっています。例えば、上の写真のキッチン部分のストライプの壁は外壁と同素材の材料を使ってキッチンの天井を少し下げることで、垂れ壁部分がぐるっと回るように計画しています。なぜなら同じ材料を通すことで、視覚的に外部と内部が連続する事で境界線が薄くなる効果を狙っています。また床のフローリングの張り方向を外部デッキと同じになるようにしてみたり、高さもほとんど同じになるように施工してもらっています。

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また既存樹木が生い茂る外庭に繋がる窓は、木製サッシを採用しています。理由は、既製品サッシでは綺麗な割り付けが難しく内外の繋がりに不均等で煩いディテールが気になってしまうのと、緑の前に来る素材としてアルミの金属質が似つかわしくないと思ってのことです。f:id:yiablog:20220121175053j:plain

最後に…全幅の信頼で任せて頂いたクライアントのSさんといつも尽力頂く株式会社富士造型さん始め工事関係者の皆さま、本当にありがとうございました。細かくて口うるさい建築家相手に、おまけに当時は材料不足もあって大変な工事だったと思いますが、最後まで手を抜かずに竣工してくださったお陰と思います。今後ともよろしくお願いします。

虎男イシウエでした笑。